副業でお金を稼げるのですが、サラリーマンは辞めていません。
それには理由があります。
参考記事:これからのサラリーマンの収入は給与と副業との2本柱でイク
サラリーマンはいくら稼げる?
サラリーマンを定年まで続けたとして、一体いくら稼げるのかご存知でしょうか?
実はサラリーマンの給与(平均年収)というのは国が統計を取って発表しています。
それがこの表です。
年齢 | 男性 | 女性 |
70歳以上 | 398万円 | 236万円 |
65~69歳 | 402万円 | 207万円 |
60~64歳 | 514万円 | 228万円 |
55~59歳 | 630万円 | 256万円 |
50~54歳 | 670万円 | 276万円 |
45~49歳 | 663万円 | 290万円 |
40~44歳 | 617万円 | 288万円 |
35~39歳 | 530万円 | 290万円 |
30~34歳 | 453万円 | 301万円 |
25~29歳 | 378万円 | 294万円 |
20~24歳 | 264万円 | 232万円 |
19歳以下 | 154万円 | 112万円 |
対象年齢平均 | 533万円 | 271万円 |
※国税庁 平成20年 民間給与実態統計調査結果より |
この表を元に男性が、23歳から60歳までサラリーマンを続けたとします。
264万円 x 2年間 = 528万円
378万円 x 5年間 = 1,890万円
453万円 x 5年間 = 2,265万円
530万円 x 5年間 = 2,650万円
617万円 x 5年間 = 3,085万円
663万円 x 5年間 = 3,315万円
670万円 x 5年間 = 3,350万円
630万円 x 5年間 = 3,150万円
514万円 x 1年間 = 514万円
合計 38年間 20,747万円(2億747万円)
2億円ちょっとですね。
この金額を見てどうでしょう?案外稼げると思いませんか?
サラリーマンは安定した金融商品と考える
もちろん、サラリーマンを辞めて収入を得ることができるのであれば、ストレスがない生活ができるかもしれません。
時間もあってお金もある生活、魅力的ですよね。
しかし、わたしはサラリーマンを続けています。
たまに残業もありますし、多少なりともストレスもあります。
それはなぜかというと、サラリーマンというのが安定した金融商品だと考えているからです。
だって毎月、給料日になるとちゃんと約束されたお金が振り込まれますよね。
会社を休んで、仕事をしなくてもなぜかお金をもらえる「有給休暇」というナゾの仕組みもあります。
独立していたら、毎月お金が入ってくるかどうかなんて分かりませんし、約束通りお金が振り込まれるかどうかもアヤシイです。
休暇を取って、仕事をしなければ1円もお金は入ってきません。
サラリーマンは自分自身の労働力と時間を投資して、投資してリターン(給与)を得る金融商品と言えます。
投資に見合うリターンがあるかぎりは続けてたほうがいいと考えてます。
いつまでもこの状態は続かないです
ただし、このサラリーマンという金融商品がいいリターンを出していた時代は終わりつつあります。
- 右肩上がりのリターンなんか期待できない
- ボーナスや福利厚生という名の特別配当はどんどんなくなる
- 60歳までサラリーマンを続けた人たちが得られる、退職金と言う名の特別配当金額も激減
- サラリーマンを辞めた後、もらえるはずだった「年金」の有効期間や金額も激減
さらに、自身には「途中解約」の意思はなくとも、「リストラ」という形で、サラリーマンを辞めさせられるという事態も急増しています。
毎年のように、「平均年収」の水準も下がっています。
サラリーマンが安定した金融商品と言える状態は続かないでしょう。
そうなる前に副業で稼いで、しっかり準備しておくことが重要です。
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