リーマンショックが起こった時に、残業ができなくなったので、副業を始めようとしているサラリーマンが多い、というニュースがありました。
テレビの街角インタビューを見ていたら・・・
リーマンショックが起こって世間が大騒ぎしているときに、副業したいサラリーマンが増えているという話題がニュースになっていました。
リーマンショック→不況→残業がなくなって早く帰宅、おまけに残業代が出ない→副業で残業代分を稼ぎたいという流れです。
この時紹介されていた人は、会社に勤めながら夜と休日にガソリンスタンドで働いていました。
危険物取扱者という資格の免状を持っていたら、すぐに雇ってもらえたそうです。
(ちなみにこの免状、国家資格です。わたしも持ってます。)
その時給が確か900円くらいだったと思います。
この人が残業代をどのくらいもらっていたかはわかりませんが、少なくともアルバイト代だけでは残業代には全然足りてないでしょうね・・・。
まあ、でもこの人はマシな方だと思います。
自分の現状を把握して、お金を稼がないとヤバイぞ、なんとかしなきゃ!と思って、アルバイトという行動に出たのですから。
副業したらプライドが傷つくらしい
わたしが驚いたのは、ある会社の城下町(デカイ会社の工場があって、それが町の経済をささえている)でインタビューをしたときのある男性の言葉です。
インタビュアー:
「残業ができないようになって、早めに帰れるので、副業をする人が多いということですが、あなたは副業していますか」
答えていた男性:
「副業している人も中にはいるようです。わたしも残業代が減りましたが、副業はしません。なぜなら◯菱の社員というプライドがあるからです!」
えっ?!プライド?◯菱の社員であることがプライドなの???
サラリーマンなんて、会社の看板にぶら下がって生きているわけで雇われている時点で、プライドなんてないと思うのですが。
こんな考えをする人もいるんですねぇ〜。
わたしは◯菱の社員だから、◯菱に入社することができたらから、他のやつとは違うんだ、ってことなんでしょうか?
そんなプライド、1円にもならないと思いますよ。
どんなデカイ会社だってリストラする時代、こんなプライドを持っていたところで、あっさりクビにされることだってあるでしょう。
そしたらこの人はどうするんでしょうね。
まあ、そんなプライドがあったとして、副業したらプライドが傷つくのでしょうか。
関係ないと思います。
現状を受け入れられる人だけが稼げる
こういうくだらないプライドを持ち続けて、現状を受け入れられない人がいます。
副業しよう、と思った限りはなんならの理由があるはずです。
- もっとリッチな生活がしたい
- 嫁さんをラクにしてあげたい
- 今の会社がイヤでたまらない
などなど。
その理由を思い出して、それを実現するためには1円にもならないプライドなんて捨ててしまってください。
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