なにかを始めてみたはいいものの、続かないで数日でやめてしまうことを「三日坊主」といいますね。
始めたからには続けたい。続けるコツってどういうものがあるのか考えてみました。
そもそもなぜ「坊主」なのだ?!
なぜ坊主というのか?
疑問に思って、語源を調べてみました。
三日坊主とは、非常にあきっぽく、長続きしないことのたとえ。また、そのような人のこと。
僧の修業というものは、早朝からお勤めが始まり、食事も粗食で規則正しい生活を強いられる。
出家しても、中途半端な気持ちでは修業の厳しさを乗り越えられず、三日経ったら還俗(出家した人が再び俗人に戻ること)してしまう人がいることから出来た言葉。*故事ことわざ辞典より
お坊さんの修行が厳しくて続かないことから、「坊主」という言葉がきてるわけですね。なるほど。
なにかを続けることは本当にむずかしい
人間、弱いもので一度始めたことを続けるというのはすごくむずかしいことです。
あなたも経験があるのではないでしょうか?
わたしもいろいろ挑戦してきましたが、もうあきれるくらい続かないです。
例えば今までこんなことに挑戦しました。
- 日記を書く
- 早寝・早起き
- 予習・復習(学生の時)
- ランニング
- トレーニングジム通い
- 禁煙
- 禁酒
- テニス
- 家計簿をつける
毎年、正月に日記を書こうと日記帳まで用意するのですが、まあ見事に1週間くらいでいやになって忘れてしまいます。
早寝・早起きは全然ダメ。
ランニングは一日やって、いやになりました。
ひざも痛くなるし・・・。
禁酒は続いています。
二十歳くらいの頃、たばこを吸っていましたが、それはやめることができました。
家計簿は続いていますね。
気楽になった言葉
こうして書き出して気がついたのですが、始めたことのいくつかは成功しています。
成功することができたのには、実はこんな言葉を知ったからです。
三日坊主は悪くないです。三日も続いたってことですから。
一日休んで、また、始めればいいじゃないですか。本当に悪いのは、そこで投げ出してやめてしまうことです。
また始めて、三日坊主でもその後もまた始めればいいのです。
それが継続するということです。
確か、禁煙をした時に読んだ本に書いてあったと思います。
この言葉を知った時は目からうろこでした。
なにかを始めたらなにがなんでも毎日続けないといけない、と固く考えてストレスがたまり、余計に続かないということばかり続いていましたから。
そうか、そういう気楽な気持ちでいいのか、と心が楽になったのを覚えています。
続けるコツはこんなこと
自分をほめる
例えば禁煙を三日やる。
辛抱できなくて、四日目に1本だけ、たばこを吸ってしまう。
ここで大抵の人が、
「ああ、また続かなかった。失敗だ〜」
と行って、禁煙をやめてしまうのです。
でも、これって今まで毎日何本もたばこを吸っていた人が、四日で1本しか吸わなかったわけですから、相当な成果を上げてますよね。
四日目の1本で、もう禁煙をあきらめてしまうか、再度、思い直して禁煙を再開するか。
ここがポイントになってくるわけです。
「毎日吸っていたのに、四日で1本しか吸わなかったぞ!」
と自分をほめる。
そして、もう1回チャレンジする。
自分で自分を大いにほめましょう。
本当は奥さんか、彼女に言ってもらう方のが一番効果的です!
楽しみを見つける
わたしの場合は、ただただ走るだけのランニングよりも、誰かとの勝った、負けたのゲーム性があるテニスのほうが楽しいので続けることができます。
ただ、あまり人と関わりたいくない、一人でコツコツと走ることにエクスタシーを感じる、という人は一人で走るランニングの方が楽しいでしょう。
これは人によりますが、自分なりの楽しみを見つけることが重要でしょう。
わたしも美人ランナーと一緒ならがんばって走れるかもしれません・・・。
強制力がある締め切りを用意する
これは人にお願いして「やらざるを得ない」状況を作るということです。
学生の時の定期テストなんかは分かりやすいですよね。
テストの日は決まっているわけで、そこにめざして一生懸命勉強するしか道はありません。
自分で締切を作る手もありますが、自分にはどうしても甘えてしまうので、人にお願いした方がいいでしょう。
「継続は力なり」は本当
昔から「継続は力なり」といいますがこれは本当です。
わたしは
- テニス
- 副業
を長年、続けています。
テニスでは、運動神経のないわたしでもそこそこ打てるようになってきましたし、副業では1,000万円以上稼ぐことができています。
もちろん、やる気いっぱいの時ばかりではありませんでしたが、なんとか今日までやってきています。
自分のやってきたことをあなたにお伝えしようと思って始めたブログですが、これもなんとか続いています。
記事数が多くなってくれば、多くのことをお伝えできるはずなので、今後もどんどん続けていきます。
まずなにかを始めるとしたら
この記事を読んでなにかをやる気になったとしたら、まずは家計簿をつけることをオススメします。
自分のお金の使い方がわかるし、簡単に続けられるので自分に自信がつきます。
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